2016年3月20日日曜日

NHKクロ現が「仕事がない世界」を特集 20年後、いまの仕事の半分は消滅する? 2016年03月19日 18時00分 提供:キャリコネ

NHKクロ現が「仕事がない世界」を特集 20年後、いまの仕事の半分は消滅する?
2016年03月19日 18時00分
提供:キャリコネ


「10年先には自分の仕事がなくなるのが当たり前」??

産業革命時の「ラッダイト運動」にさかのぼるまでもなく、人間はテクノロジーの進化とともに自分の仕事が奪われる不安を抱いてきたが、いよいよ本格的な変革の波がやってきたようだ。研究者は「10年先には自分の仕事がなくなるのが当たり前」と予測している。

なすべき仕事が半分になってしまう世界で、我々はどう生きればよいのだろうか。3月15日放送の「クローズアップ現代」(NHK総合)では、これまで人間にしかできないと考えられてきた仕事が、機械に置き換わろうとしている実態を伝えた。

生産性と同時に雇用数も上がった時代の終わり 英オックスフォード大学と野村総研は、人工知能やロボットなど急速な技術革新によって、10~20年後には世界中で雇用が大幅に失われると試算。総労働人口の約半数、日本では49%、アメリカでは47%の仕事が機械に取って代わられるという。

置き換わるとされる業種は、事務や物流、警備、清掃はもちろん、広告や調理、農業、建設、さらには通訳や秘書に至るまで多岐に渡っている。

アメリカの生産性と労働人口を対比したグラフを見ると、これまでは生産性と同時に雇用の数も上がっていたが、2000年頃から雇用の数が頭打ちになり、今後大幅に減ってくると見られている。

たとえばIT技術によって需要と供給を結び付ける「オンデマンドエコノミー」サービスは、安定した雇用を生まないという指摘もある。実際、Uberなど仲介サービス運営会社が急成長する一方で、アメリカではタクシー会社が倒産し、失業者を生んでいる。

シンギュラリティ大学のポール・サフォー教授(米・未来予測学者)は「5年後、10年後には自分の仕事がなくなることが当たり前になる」とした上で、今後をこう予測する。

「爆発的な変化が続いていくでしょう。今起きている革命の前では、企業のトップでさえ無関係ではいられないのです」

給与はそのまま、労働時間を短縮し仕事をシェアするスウェーデンの試み そんな中、1日あたりの労働時間を短縮し、仕事を分け合うことの影響を探る試みがスウェーデンで進んでいる。いわゆる「ジョブシェアリング」(ワークシェアリング)だ。

ある自動車整備会社では給与を維持したまま、労働時間を8時間から6時間に短縮。2交代制にして12時間営業にしたところ、顧客満足が向上。追加した人件費を含めても、利益は2年連続で25%アップしたという。

またある自治体が運営する高齢者住宅では、准看護士の勤務時間を6時間に短縮したところ、「家でしっかり休めるので仕事の効率が上がった」と喜ぶ声が聞かれた。不足した人件費は自治体が補てんしているが、残業代や病欠でのコストが減ることに加え、失業手当の削減や税収アップも見込めるという。

理想の福祉国家といわれるスウェーデンだが、25歳未満の失業率は20.4%という高さだ。施設責任者のビョーン・ハンマルさんは、「行政に求められているのは、より多くの人に仕事に就いてもらうこと」として、より多くの団体に6時間勤務を広げられれば確実に失業率の低下につながると語った。

千葉大学・法政経学部教授の広井良典さんは、今後は労働生産性よりも「環境効率性」という考え方で、「自然資源や環境負荷は抑えて、人はむしろ積極的にどんどん使う」という新しい見方も示した。資源の浪費をするより、人力を見直そうということか。

ベーシックインカムも「ある種、必然的に浮かび上がる方向」 番組では、国民の基本的な生活費を国が支給する「ベーシックインカム」を取り入れようとするスイスの動きも紹介した。仕事のシェアもベーシックインカムも、公的な政策で資本主義にテコ入れしていく新しい流れだという。

広井教授も、「一見とっぴなアイデアのように見えるが、これまでの資本主義の流れを振り返ると、ある種、必然的に浮かび上がってくる方向のようにも言える」と指摘していた。実現性は不透明だが、雇用の変化に抵抗するよりも、新しい考えを素直に受け入れて変化の瞬間を捉える姿勢でいるべきだろう。(ライター:okei)

あわせてよみたい:「ハロワの求人票が実際と異なる」苦情1万2000件 低い賃金、違う仕事内容etc...

http://yukan-news.ameba.jp/20160319-73/

再生核研究所声明42(2010/06/18):大失業時代

夜明け前 先史時代においては、人類の営みの基本として、食料を得ること、生活の基盤を整え生命活動を行うこと(人類の基礎事業と呼ぼう)を基礎に、意図的な大きな事業の要素として、戦争、軍事(万里の長城の建設や,軍備、軍隊など)、政治的な権力によるもの(ピラミッドや城、宮殿の建設など)、そして宗教的な営み(ボロブドゥール寺院など、神社、教会の建設および宗教に関する営み)(以下人類の4大事業と呼ぼう)を考えることが出来るだろう。 第2次世界大戦以後、世界の歴史を見れば、それらの要素の比重が 相対的に縮小して、大失業時代を迎えているとみられる。近年露わになってきたのは いわゆる働く職場の不足と そもそも生きることの意義に対する空白感である。
この大失業時代とは、働かずして、生活できる人の大量の出現であるから、これを逆に見れば 社会に余裕があることの証拠であるとも考えられる。これは、人類の上記 基礎事業と人類の4大事業の縮小によって生み出された果実とも言える。ここで、そもそも人類の営みの基本について 声明12の 人生における基本定理 (人生の意義は、感動することにある)と 声明36の結び(人類共通の希望 ノアの方舟 を想像して、 美しい地球の建設に取り掛かろうではありませんか。 そのような意味で 現在はいまだ、先史時代にあるとも言える。 世界の皆さん、武器などを捨てて 共生の世界を作ろうではありませんか。 お互いに短い、儚い生命を生きている 存在同士 ではありませんか。 お互いにお互いの世界で感動できるような世界を建設しようではありませんか。 ノアの方舟を 世界の歴史とともに地球外に送るのは 人間だけができる、 人類の最も神聖な義務 であると考える。 実際、あらゆる生物、人間にとって共通で確かなこととは、生きて存在しなければ 何も始まらない(生命の基本定理)ということである。)を想起しておきたい。
したがって、基礎事業と人類の4大事業の縮小によって生み出された果実は 高く評価されるべきであって、より人間的な美しい営み、例えば、良い大学の建設、芸術文化施設の拡充、スポーツの振興、いろいろな料理店の振興、医療設備の充実、文化的な町作り、自然環境の保護などに力を注ぐべきである。 もちろん、それらに関与する人を増やし、大事にするということである。 経済の専門家や政治家の皆さんには、上記の果実を如何にして、そのような美しい営みに力を注げるかを 検討して頂きたいと要望いたします。
現在、世界の各国は 財政難に陥っているが、素人的に考えると、

1)重要度によって重みをつけた 消費税の税率のアップ
2)政府紙幣などの発行による、緩やかなインフレ政策

などによる財政、経済の立て直しが考えられるのではないだろうか。 いずれにせよ、専門的な検討が 世界的な戦略として考えられるように要望したい。
良いことをしていれば、悪いことをする余裕が無くなるとは、トルストイの言葉であったと思うが、誰の言葉であったとしても 誠 至言ではないだろうか。
もちろん、世界の人口問題については 真剣な検討と具体的な対応が考えられなければならない。 声明 21人口問題についての考察 を参照。
以上

高学歴エリートが沢山いるのになんで財政難なんだよ?
(;_; )( ;_;) シクシク・(-。-;)・(◎_◎)・(^_-)db(-_^) 指切りげんまん
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10114138890



再生核研究所声明89(2012.5.11):  
失業問題の根本的な解決法と 心の豊かさを求める原理

いわゆる 産業革命以降、科学の進歩と工業化が 人類に豊かさと自由をもたらした事実は 高く評価されるべきである。豊かさと自由は 人間開放であり、人間存在の原理に従って、この基本的な方向は 変わりようがないと考える。
産業革命の初期、労働者と資本家の対立が 大きな社会問題を引き起こし、社会主義体制、唯物論の哲学に基づくイデオロギーの問題などと しばらく大きな話題であった。しかしながら、それらは自然に解消され、代わりに世界的な問題として顕在化してきたのが、いわゆる 失業者の増大である。
そこで、失業者の増大の問題について、根本的な解決法を 原理に基づいて具体的に考察したい。
ところで、殆どの人びとが、農民であった時代から、農民が少なくても、十分な食料を提供できるようになった時代とは、結局、少ない労働力で、大きな生産が可能になった 事実を示している。ほんの60年くらい前までは、終日働いても、僅かな米しか生産できなかった時代である。それが少ない労働力で大量生産ができるようになったのは、科学の進歩によるものであり、機械化や肥料、栽培技術の進歩の結果である。このようなことは 漁業、林業など あらゆる産業についても言える。
それで、多くの人びとが職を失ったかといえば、そうではなくて、世界が拡大し、多くの職が創造されてきていて、結構うまく、社会は発展してきていると考えられる。社会も慣性の法則で、ある流れの上でうまく発展しているとも言える(再生核研究所声明 72:慣性の法則 ― 脈動、乱流は 人世、社会の普遍的な法則)。
失業問題の根本的な解決法とは 意外に簡単ではないだろうか。原理を簡単に、述べるために、既に実現し、慣習になっている 欧米の多くの大学の例から学び、発展させたい。
多くの大学では 8月は完全休暇である。さらに、教員は6年間勤めれば、サバティカルライトで 1年間休暇、自由が与えられる。そこで、日本でもそのように運営したら、まず、12分1の教職員を補充する必要があり、教員はさらに7分の1を補充する必要があり、職無き研究者は大幅に減少、逆に足りない状況さえ起きることになる。欧米の多くの大学では 既にそのような 豊かさを保証している。 他方、日本の大学の教職員の働き過ぎは 国際的にみても、異常としか言いようがない。― 日本の大学では せかせかしていて、研究成果も 真には創造的ではない、模倣で、確立している研究課題の末梢的な研究、本質的でない、つまらない研究に追われていると 揶揄されている事情もある。これは、真の創造的な研究には 遊び心や、余裕が必要であることを想わせる。 ― 
そこで、問題は 財政難の中、資金 お金の問題である。教職員は勤務時間が減った分だけ、給与を削減すれば 財政的にバランスが取れることになる。すなわち、労働時間の縮小で、自由な時間を増大させ、収入は減らすという原理である。 そこをうまく調整すれば、失業問題は 根本的な解決に向かうのではないだろうか。
そもそも失業者を大量に抱える社会とは 不安定で、病んでいる社会である。社会の営みに 多くを参加させるのは 健全な社会の基本的な要点である。社会の構成員の全体的な 健全な在り様を積極的に模索して、具体的に進める必要がある。その原理的な考えが ここにあるのではないだろうか。これはまた、共生社会、共存社会の 実現の具体的な方法ではないだろうか。お金も仕事も、極端な偏在は良くないと考える。全体的な活力と幸せを志向したい。
収入を減らして、自由な時間を増やすこと、この自由な時間こそが、人間らしく生きられる、素晴らしい、心の豊かさの原理 ではないだろうか。 せかせか働いて、人生 終わってしまったから、あまりお金を使わずに 自由な時間を好きなように ゆったりと楽しむ社会を 志向しようということである。
この原理は、大学に限らず、その他いろいろな職種、職場で適用でき、社会にゆとりと余裕をもたらすのではないだろうか。小・中・高の先生もクラス担任を2倍して、余裕を考えるのが良いのではないだろうか。クラスサイズも 25人というのが 欧米の標準の様である。
積極的に 広く社会で 検討に値する提案ではないだろうか。
未来の美しい社会とは どのような社会であろうか。多くの人々が、好きな研究や、芸術活動に、スポーツなどで楽しみ、 基本は 個人の生命を好きなように輝かせる時代 である。 この意味でも、世界史は着実に進化している と評価できる。

以 上




再生核研究所声明75(2012.2.10):  政治・経済の在りようについて

(この声明は 再生核研究所声明に関心を抱く方の要望によって、動機付けられたものです。他方、大谷杉郎 元群馬大学名誉教授の下記の文が気になって来ました: (新里山文明 ― 私は、基本的には、社会の制度、経済の仕組みにまで立ち入らないと解決はしないと思っています。無駄をすればするほど、景気がよくなるという経済の仕組みの通用した時代は、もうあきらめたほうがいいと思っています。技術と社会制度と、それに人々との考え方と、みんな一緒にならないと循環社会、新里山文明の時代は来そうにありません。 ―( 日だまりの風景 平成18年9月15日発行 大谷杉郎著 印刷所 太陽印刷工業(株)P106~P107より )(群馬大学工業会会報・平成11年3月 99)p95~p107より)。)
上記両者の意見には いわゆる資本主義は 社会主義同様 行きづまっているのではないか、新しい社会の、経済の在りようを模索する必要が有るのではないか との考えを暗示しているようにみえる。
もちろん、政治・経済の在りようについての総合的な考察は、大きな課題であるから、考察を進めるには 重い課題ということになる。 しかしながら、歴史は連続的に流れ、慣性の法則で動いている(再生核研究所声明 72 慣性の法則 ― 脈動、乱流は 人世、社会の普遍的な法則)とすれば、現状の問題点を分析することによって、在るべき方向が見えて来ると考えられる。
現在の世界を、アメリカ、EU, 日本など、いわゆる自由主義経済、資本主義社会、民主主義の国々、および、 ロシア、中国など、いわゆる社会主義の変化で 社会主義と資本主義の中間に位置する国々、および いろいろな国柄を反映させているその他の国々と考えてみよう。 社会主義国では、経済活動は国によって計画され、企画されて、人々を資本家から解放し、より平等で公正な社会を目指していると考えられたが、結果は産業・経済活動が停滞し、民生の遅れをもたらし、皮肉にも自由、平等、民主主義の理念から外れ、社会主義の理念は 内部から、崩壊し、より自由な経済活動を許す、解放経済の方に向かわざるを得なかったようにみえる。 これは自由な経済活動が、産業の活性化をもたらし、国や特定の機関の管理では、庶民の力を発揮することができないという、 いわば、人間の本性に根ざした原理から出ていると考えられる。
しからば、資本主義諸国の現状における問題とは何だろうか。 いみじくも、アメリカ,EU, 日本に共通する大きな課題は、 膨大な債務を抱えて、財政破綻の危機にさらされているということである。これは、民主主義の中で、庶民の意志を尊重するあまり、各国の政府が無責任な財政運営を余儀なくされてきたということに他ならない。 民主主義は衆愚政治に陥り、国家は財政破綻を迎えたと、旧社会主義や独裁主義国家から、嘲笑されかねない由々しき事態ではないだろうか。 自由を保証する社会は、そもそも人類の理想であるから、財政の立て直しによる、復活を願わざるを得ない。
しかしながら、資本主義社会で見られる、次のような現象については、大きな歯止めと警戒、対処が必要ではないだろうか。

債務の増大と金融不安、
過熱な自由競争の国際化、
過熱な投機の在り様、
行きすぎた世界的な経済活動、
行きすぎた世界の均一化、
多くの失業者の出現、
為替の急激な変動、
貧富の大きな格差、
アメリカなどに見られる 軍事産業の力、
大量生産、大量消費の在り様、
お金、お金の風潮の増大、
社会生活まで、共生より競争の世相、成果主義や評価、評価の厳しい世相、 
経済活動の環境、社会への大きな影響 など、

それらについて、関係する国際的な機関で 枠をはめ、より良い方向に誘導するような政策を進める必要が有るのではないだろうか。植物界でも動物界でも、自由に野放ししておけば良いとはならず、適当な手入れ、癌細胞などは除去するなど適切な処置が必要であるように である。― これは要するに、現状の自由を尊重する、資本主義と民主主義の在りようを評価して、そこから発する大きな歪を是正していこうとの 現実的な対応を志向するものである。
上記 (無駄をすればするほど、景気がよくなるという経済の仕組み)などについては 税率によって、 調整して行く と考えるのは 如何なものであろうか。
他方、ロシアや中国における在りようの問題では、いまだ自由の保証が十分では無く、人権、人間の尊厳の観点から問題が有るのではないかとの危惧の念を抱かせるが、それぞれの国には それなりの歴史と伝統、文化が有るのだから、軽々しく内政干渉のような態度をとらない姿勢が大事ではないだろうか。 アラブや、その他の諸国についても お互いに内政干渉を控え、いろいろな国による、多様な在り様、多様な文化の存続を尊重、重視していくべきではないだろうか。 いわゆる グローバリゼーションは 地球を画一化して、貧しい均一的な 世界を作り、 傾向として良くないと評価したい。 多様な世界を志向したい。

逆に民主主義の問題点を指摘して置きたい。 上述の様に国民に慮る故に 政府が弱く、政府が責任ある政治を進めることができない状況が起きているから、政治家の身分を安定的に保証して、責任ある政治に専念できるように配慮すべきではないだろうか。そのためには、首相や国会議員の任期を長くして、その間、身分を篤く保証することも検討に値するのではないだろうか。アメリカの大統領選出過程などは あまりにも 長く、現実的ではないのではないだろうか。多数の意見が広く表現できるのは良いが、無責任なムードのようなもの、世論で、 政治が歪められやすい状況について、警戒を要するのではないだろうか。 次の危惧を参照(再生核研究所声明 33: 民主主義と衆愚政治)。

以 上










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