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Hayato Ikeda2015年04月14日 05:00未成熟な日本のNPO。「現場の支援」に加えて「政策提言」にも踏み込むべきだ
ぼくが今年力を入れている「ビッグイシュー・オンライン」の運営のお話を。
「政策提言」というNPOの役割
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先日、「[提言] 引きこもり、ニート、うつ病…社会的困難を抱える「若者」を総合的に支援する政策が、今求められている」という記事をアップしました。こちらは「若者政策提案書」の原案発表シンポジウムの書き起こしで、委員会がまとめた本格的な「若者政策」の方向が語られています。
中身は読んでいただくとして、若者をどのように政策的に支えていくか、本格的な議論が交わされています。ここでの議論は実際に法制度を作る上で、大いに参考にされてしかるべきものです。もちろん、今後は実際に制度を作るために動いていくことになります。
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で、この提案書を作る旗振り役をしたのが「ビッグイシュー基金」というNPOなんです。その名の通り、ビッグイシュー関連の団体で、ホームレス当事者への生活自立支援や、スポーツ文化活動、被災地支援事業などに取り組んでいます。
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自分も多少関わっておいてなんですが、ビッグイシュー基金がこのような「政策提言」をしているのは、本当にすばらしいことだと思うんです。
一般的に、NPOというと「現場の支援」の要素がどうしても濃くなります。カンボジアで学校を作るとか、被災地にボランティアに行くとか、ホームレスに仕事を与える、移住促進をするなどなど。
こういった現場の活動自体は本当にすばらしいものであって、政策提言をする上でも「ベース」となるものです。が、現場の支援だけで終わってしまうのは、もったいないんです。せっかく現場で得たすばらしい知見があるんですから、それらを「政策」というより大きなレイヤーに反映するための努力をすべきです。そうしないと、顔の見える範囲でしか問題が解決されませんから。
というわけで、ビッグイシュー基金は、この分野の専門家たちとの議論して「政策提案書」にまとめているんですね。少し前には「住宅政策提案書」も公開しています。さらっとやってのけているように見えますが、これはすばらしい仕事だと思います。
『若者政策提案書』が完成しました|活動報告・イベント案内|ビッグイシュー基金
未成熟な日本のNPO
着々と変化は起きているという前提はありますが、日本のNPOは、現場の支援までは取り組めていますが、そこから先の「政策提言」にまでは、まだまだ食い込むことができていないように感じます。厳しくいえば、「未成熟」ともいえます。
活動領域によっては、下手すると、その発想すらなかったりもします。繰り返しですが、これは「もったいない」と思うんですよ。
具体的にはNPOの側から、政治家とメディアに働きかけを行っていく、という仕事が求められるのでしょう。
特にメディア活用は重要で、メディアを通じて現場の課題が「社会問題」になれば、政治も取り組まざるを得ません。
わかりやすく言えば、自分たちの活動と主張(解決策)がNHKの「クローズアップ現代」に取り上げられれば、1/10くらいゴールは達成できたようなものなのではないかと思います。政治家と直接つながるのは得てして困難なので、まずは「メディアを刺激して空気を作り出す」のが日本における政策提言のセオリーなのではないかと思います。
事例としては、駒崎弘樹さんが旗を振った「休眠口座」は鮮やかだと思います。わかりやすいウェブサイトを作り、各国の事例を研究した「白書」をリリースし、議員を集めてシンポジウムを開催し、要望書を提出し…テーマ自体が「現場支援」ではないとはいえ、すばらしい手際で感動しました。法制度化まであと一息といったところでしょうか。
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もっとも、業界全体として政策提言が重要なのは前提ですが、すべてのNPOが政策提言に関わるべきかというと、そうではないとも思っています。地元のおばちゃんたちがやっているNPOに政策を作れ!みたいなのはズレてますから。団体レベル、スタッフレベルでの「うちは現場で、提言は彼ら」と役割分担ができてくると、業界全体のインパクトが大きくなると思います。
ビッグイシュー・オンラインは、各NPO団体の政策提言活動を支えるメディアになっていこうとも思っています。何かピンと来ていただける方は、ぜひ連携させてください。ビジネスとはまた違うアプローチで、世の中を変えていきたいと思っています。http://blogos.com/article/110061/
社会に出られない、交われないは深刻な大きな問題ですね。
いろいろ考えたい 。きっかけや、収入の方法が鍵では?
再生核研究所声明182(2014.11.26) 世界、縄張り、単細胞、宇宙
(初秋、猿の家族が2日間 20頭くらい訪れ まだ渋い 3本の甘柿を食べ尽くして 近くの山に姿を消した。2014.11.9 仕事の区切りがついて、研究室から山を眺めていて 今頃どこで何をしているだろうかと気遣って 人生を想って構想が湧いたが、焦点が絞れなかった。)
猿の1団には 生息領域が 相当にしっかり有ると言える。人間でも、江戸時代以前では概ね、終日歩いて行ける距離 概ね半径40キロメートル以内くらいに 普通の人の生活圏は限られていたと言えよう。生涯でもそれを越えた世界に立ち入るのは、希なことであったのではないだろうか。婚姻なども その範囲に多くは限られていたと言える。 多くの動物には 縄張りなどの生活圏が存在していると言える。
そこで、一人の人間Aの存在範囲に思いを巡らしたい。A の存在し、想像し、活動する世界全体を Aの世界Bとして、それは、B の世界、宇宙と考えよう。勿論、B はいわゆる外なる大きな 世界と複雑に関係しているが、A が認知できる一切の世界を Bと考えよう。
何が言いたいのか。それは、大きな世界に於ける 個人の存在の小ささである。特に、個人が大きな世界、人間社会に与える影響は 普通は極めて小さいと言うことである。基本的に次のように捉えられる:
再生核研究所声明 35: 社会と個人の在りよう ― 細胞の役割
再生核研究所声明85: 食欲から人間を考える ― 飽きること
言わば、個人の物理的な制限である。
歌の世界で例えてみよう。 日本には素晴らしい歌があって、歌謡界のレヴェルは高く、愛好者も実に多く、歌については 日本は世界最高の文化ではないだろうか。俳句や、生花、盆栽、折り紙などについても言えるのではないだろうか。
そこで、Aの好みであるが、美空ひばり様の多くの歌などは、多くの日本人を感動させるだろうが、好みには個性が有って、人それぞれ、また、好みはA 自身でも時や、状況、年代でも変化して、 共感,共鳴出来る人、真の理解者は ほとんど探せない状況ではないだろうか。 これは同じく、共感、共鳴している間でも微妙に感じるところが 違うのではないだろうか。言語、文化、習慣の違う外国人などには、美空ひばり様の歌の受け止め方は相当に違っている。 そう、この声明の趣旨は見えてきた:
世界B は Aにしか分からず、本質的に人間は孤独であり、己の世界をしっかりと捉える(治める)ことの重要性 の確認である。
しかしながら、人間は本能的に、共感、共鳴し、群がりたい存在であるから、自分の世界と相手の世界の調和、相性、関係をよく捉えて、 交流を図るべきである。 その時の鍵は 社会は多様であり、個性は様々であるから、相手の選択が大事だという視点である。
声明の題名にある縄張りとは、2つの世界が交流するときの お互いの干渉に於ける、相手の世界に与える影響の微妙な評価に対する気遣いである。― これは要するに、自分の価値観や世界観を押し付けないという配慮である。
そこで、類は友をなす諺のように、いろいろ気の合う仲間による いろいろな絆を大事に育てて行くのが、人生であるとも言える。
以 上
再生核研究所声明 4 (2007/03/17):競争社会から個性を活かせる社会に:
現在、日本を覆っている不安な状況を打破し、明るい未来を切り拓く第1歩として、憲法第25条の精神を高揚させ 最低生活の保障による連帯を確認する事の必要性を訴えている(声明3)。いじめ、犯罪、モラルの低下、そして全国に広がる財政赤字など、それらの大きな原因として、経済環境の厳しさとともに、貧しい競争意識と受験勉強に代表される貧しい戦後の教育内容にあると考えます。考え方を変えるのは簡単ではありませんが 精神、考え方を競争社会から個性を活かせる社会に変えていく必要性があるのではないでしょうか。
その理由は:
1)まず競争とは、1つの価値、ある判断の下での順位になり、その点では個性や、特殊性を排除した価値観の画一化に繋がる危険性を有している。例えば現在の受験制度では多くの場合に受験科目の得点で順位が定められ、概ねそれによって合格、不合格が定まり、その流れで入学の大学が定まり、そして同様に大学の伝統的な序列で一定の評価が定まっていく流れになっていると考えられる。もちろん伝統的に行われてきた体制はそれなりの理由があり尊重されなければならないと考えますが、評価をこれらで1元的に考えることには大きな問題があると思います。例えばそのような流れ以外の道を選んだ人たちの立場です。 スポーツ選手や、芸術家、芸能関係者、技術者、職人、棋士、実業家などなどです。
2)スポーツなどの世界では競争はかなり明確に理解でき、競争の世界として、もちろん結構だと思います。例えばお相撲さんは優勝を目指して努力されているわけです。しかし歌い手さんたちは それぞれの個性と持ち味を活かしていろいろな人が活躍されていますが、それとて、いろいろな評価が下されますが、その時の競争とは考えられてもお互いに芸を高めていくような いわば精進の競争であり大いに勧められるべき競争と言えます。
3)これに対して貧しい競争とは、相手との比較ばかりに気を取られ、自分を見失った競争であり、自分の個性を活かせないところで、相手より優位に立とうする競争の事です。自分のむかないところで、無理して競争に駆り立てられている状況はないでしょうか。
4)日本の教育の重点が いわゆる学力中心で、知識中心になっていないでしょうか。そして、いわゆる頭のよい人、学力のある人がすべてのような1元的な価値判断が余りにも強すぎはしないでしょうか。 勉強の嫌いな子や勉強のできない子、いわゆる優秀でない人と言われている人が それゆえに低く見られてはいないでしょうか。勉強ができず、学力がなくても、いわゆる優秀でなくてもいろいろな長所があって、よい個性を持っているのにそれらが評価されず、また無視されるようにはなっていないでしょうか。これでは、勉強のできない子は学校が嫌いになり、やがて社会から疎外されるようになってしまわないでしょうか。絵が得意で感銘させる人や、工作がうまく名人的と思われる人の才能を引き出せない社会は社会の大きな損失にはならないでしょうか。運動会などやキャンプ生活などで多くの体験授業などがあれば いろいろな才能が発揮され、学力以外のいろいろな個性や、才能を発見できる機会が出て来るのではないでしょうか。もちろん実社会は大きな世界です。
5)学力中心による教育では、生徒の個性を活かせず、1元的な価値判断で多くの個性と才能をうずもらせてしまうだけではなく、才能を活かせない生徒は社会から疎外され、不満が増大する事になり、社会は不安定になると思います。
6)個性を活かせる社会とは 社会にはいろいろな人が必要であり、それぞれ自分の得意な分野や好きな分野で、個性が活かせるようなところで社会に参加して、助け合っていくような社会のことです。強い人も弱い人も、考える事が得意な人も苦手な人もそれぞれ長所もあり短所もありそれぞれが補完し、助け合っていく社会です。このような社会では、苛めも、犯罪も生じる土壌がないのではないでしょうか。
7)財政赤字について触れましたが、無いお金を使うという事自体が無責任の結果ではないでしょうか。短期的に赤字という事は仕方がないことですが、赤字を増大させていくというのは余りにも無責任と言われても仕方がないのではないでしょうか。これらの背後には学力を付けることばかりに走り、責任感の無い自己中心的な教育が生み出した日本人全体の精神的な土壌から起きているという根強い原因があるのではないでしょうか。
8)何かというと経済効果や活力のある社会という観点が問題になりますが、少数の自爆テロを起す人を抱える社会はどれほど、経済的にマイナスを生むことでしょうか。そのよう状況では例えば新幹線を守るにはどれほどの経費がかかることになるでしょうか。あらゆる所で、厳重な警備を必要とする社会になってしまいます。それに対して 社会に強い不満を持つ人を生み出さない社会とは何と素晴らしい社会でしょうか。この観点からも憲法第25条の精神を思い出すことは大変いい状況を生むのではないでしょうか。
国が衰退したら、勝ち組も負け組みも、公務員も、もちろん、検察庁も、マスコミ関係者も みんな困るのでは? 1代自分だけうまく行っても、2代、3代 お孫さんたちは?日本人には、必ず愛国心が湧いて来ると信じています。
欧米では時間を越えて、真理・真実を追求しようとする文化がある(これは神の前に出るときには 清い心で望みたいという宗教が背後にあるように感じられる)のに比べて、日本には誤魔化したり、隠蔽したり、曖昧にする文化があることに深く根ざしているとも言える。
高学歴エリートが沢山いるのになんで財政難なんだよ?
(;_; )( ;_;) シクシク・(-。-;)・(◎_◎)・(^_-)db(-_^) 指切りげんまん
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【台湾ブログ】素晴らしい日本、でもいじめなどの厳しい問題もあり
国の借金1000兆円を突破 6月末時点
国の借金1024兆円=国民1人当たり802万円―11年度末見込み
日本の財政を考える より
日本の借金時計
財部 誠一 財部 誠一ジャーナルより
全国都道府県の借金時計 より
日本の借金時計 (数字はうそをつかない)より
新政策機構「チームニッポン」 より http://www.team-nippon.com/
日本経済が破綻するまで動きつづけるリアルタイム財政赤字カウンタより
リアルタイム財政赤字カウンターより
U.S. National Debt Clock : Real Time
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