2015年12月25日金曜日

再生核研究所声明 267(2015.12.26): 未知の世界に遭遇したとき、分からないとき ― そのときどうするか

再生核研究所声明 267(2015.12.26): 未知の世界に遭遇したとき、分からないとき ― そのときどうするか

人生には重要な岐路が有ったり、判断を求められたり、決断を迫られたりする場面は多い。
志、進路、就職、結婚相手の決定、新居の設計、購入、政治的な判断、決定、などなど。そこで、心構えなど纏めてみたい。
まずは 分を弁えることが大事である。敵を知り己を知れば百戦殆うからず(『孫子・謀攻』に「彼を知り己を知れば百戦殆からず。彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し(敵と味方の実情を熟知していれば、百回戦っても負けることはない。敵情を知らないで味方のことだけを知っているのでは、勝ったり負けたりして勝負がつかず、敵のことも味方のことも知らなければ必ず負ける)」とあるのに基づく。原典では「殆うからず」だが、「危うからず」と書いても誤りではない。
「敵を知り己を知れば百戦殆うからず」とも。― 故事ことわざ辞典)結局は 自己の状況、器にあったことしか成し得ないのだから、自分を自分なりに 捉えることが基本になる。世界観は 自分の見た世界が 認識した世界が 反映しているものであるから、自分が近いと感じる世界の影響を深く受けるであろう。 そこで、何事 常日頃 頼っている家族や、友人などに意見を求めることは基本ではないだろうか。いろいろ文献や情報を参考にする。 一般的には確信に至るまで、できるだけ時間を取るは 大事な心得である。 最初戸惑ったことでも、情報を集めたり、友人に相談したりして考察を深めていけば、自分なりに確信、信念の域に至る、そうなれば、迷わず、決断してその方向で歩めるのではないだろうか。
ところが、憲法改正問題や原発の是非など、真面目に考えれば、素人の多くの人には、判断のしようがない問題が世には多い。多くの場合には どちらにも道理があり、基礎知識さえ明らかではなく、真実、実情さえ怪しく、考える基礎すら疑わしくなる。このような場合には、裁判官のように 対立する意見を広く参考にして、多くは 日頃信頼している人たちの意見を重要視するのが良く、日頃修練して 大事な問題に対して、判断できるような心構えを培って置きたい。良識ある少数意見などについても 注意深く参照して置きたい。大衆の意見に迎合したり、群集心理で動かされる心理は深いので、くれぐれも注意したい。
事の、是か非かは、できるだけ広い視野をもって考え、予断、思い込みを疑い、確信に至るまで、できるだけ時間をとる、止むを得ない場合には 信じられる人、信じられる考えに従うが良いのではないだろうか。経験や歴史を参照するのも当然である。
未知の世界に遭遇したとき、慎重に、慎重に時間を掛けて、状況の理解に努め、状況の掌握ができてから、慎重に進めたい。研究でも、科学技術でも経済、社会でも である。 変化の大きな現状では 慎重さで 抑制的に対応するのが特に大事ではないだろうか。グロバリゼーションや国際交流など 全般についても言えるのではないだろうか。変化の状況、時間的な経緯も大事である。

以 上

2015.12.23.15:44 曇り
2015.12.23.16:45
2015.12.23.18:20
2015.12.24.04:55
2015.12.24.10:15
2015.12.24.13:50 散歩の後、春先のような天気
2015.12.24.18:50
2015.12.25.05:45 完成、公表










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