中学生が席を譲った高齢者から浴びた「ふざけるな」の返事…読者投稿が話題に
2015年10月29日 20時15分 トピックニュース
29日、とあるTwitterユーザーが紹介した朝日新聞の読者欄「声」の記事に、大きな注目が集まっている。
この記事は、14歳の男子中学生から寄せられた「席譲ったら『ふざけるな』とは…」というタイトルのものだ。投稿者は、混雑したバス車内で60代の高齢男性に席を譲ろうとしたときのエピソードを綴っている。
投稿者が「この席、よければ座ってください」と勧めると、なんと高齢男性からは「ふざけるな」と予想外の返事があったというのだ。男性は中学生が席を譲っていることが「嫌々なことぐらいわかる」と声を荒らげて、着席を拒否したのだとか。
どうやらこの男性は、投稿者が学校で押し付けられたマニュアルを嫌々実行しているだけだと思い込んでいるようだ。
日頃から高齢者には席を譲っていたという投稿者は、これまでの相手も、今回の男性と同じようなことを思いながらも表に出さなかっただけの可能性もあるとし、「僕は今まで不幸を振りまいていたことになります」と困惑しているようだ。
Twitterユーザーは、この記事を撮影した画像を添付しながら、「今朝の声欄に載った中学生の投稿が切なすぎ」とコメント。
このツイートは、29日20時の時点で10000人以上にリツイートされ、4300件以上のお気に入りに登録されるなど、ネット上で話題となっている。http://news.livedoor.com/article/detail/10768699/
相手を見て、状況をみての肝心な点が欠けていたのでは?
しかし、反応も 確かに良くはないですね。言わば善意に対して 悪い態度では。
再生核研究所声明182(2014.11.26) 世界、縄張り、単細胞、宇宙
(初秋、猿の家族が2日間 20頭くらい訪れ まだ渋い 3本の甘柿を食べ尽くして 近くの山に姿を消した。2014.11.9 仕事の区切りがついて、研究室から山を眺めていて 今頃どこで何をしているだろうかと気遣って 人生を想って構想が湧いたが、焦点が絞れなかった。)
猿の1団には 生息領域が 相当にしっかり有ると言える。人間でも、江戸時代以前では概ね、終日歩いて行ける距離 概ね半径40キロメートル以内くらいに 普通の人の生活圏は限られていたと言えよう。生涯でもそれを越えた世界に立ち入るのは、希なことであったのではないだろうか。婚姻なども その範囲に多くは限られていたと言える。 多くの動物には 縄張りなどの生活圏が存在していると言える。
そこで、一人の人間Aの存在範囲に思いを巡らしたい。A の存在し、想像し、活動する世界全体を Aの世界Bとして、それは、B の世界、宇宙と考えよう。勿論、B はいわゆる外なる大きな 世界と複雑に関係しているが、A が認知できる一切の世界を Bと考えよう。
何が言いたいのか。それは、大きな世界に於ける 個人の存在の小ささである。特に、個人が大きな世界、人間社会に与える影響は 普通は極めて小さいと言うことである。基本的に次のように捉えられる:
再生核研究所声明 35: 社会と個人の在りよう ― 細胞の役割
再生核研究所声明85: 食欲から人間を考える ― 飽きること
言わば、個人の物理的な制限である。
歌の世界で例えてみよう。 日本には素晴らしい歌があって、歌謡界のレヴェルは高く、愛好者も実に多く、歌については 日本は世界最高の文化ではないだろうか。俳句や、生花、盆栽、折り紙などについても言えるのではないだろうか。
そこで、Aの好みであるが、美空ひばり様の多くの歌などは、多くの日本人を感動させるだろうが、好みには個性が有って、人それぞれ、また、好みはA 自身でも時や、状況、年代でも変化して、 共感,共鳴出来る人、真の理解者は ほとんど探せない状況ではないだろうか。 これは同じく、共感、共鳴している間でも微妙に感じるところが 違うのではないだろうか。言語、文化、習慣の違う外国人などには、美空ひばり様の歌の受け止め方は相当に違っている。 そう、この声明の趣旨は見えてきた:
世界B は Aにしか分からず、本質的に人間は孤独であり、己の世界をしっかりと捉える(治める)ことの重要性 の確認である。
しかしながら、人間は本能的に、共感、共鳴し、群がりたい存在であるから、自分の世界と相手の世界の調和、相性、関係をよく捉えて、 交流を図るべきである。 その時の鍵は 社会は多様であり、個性は様々であるから、相手の選択が大事だという視点である。
声明の題名にある縄張りとは、2つの世界が交流するときの お互いの干渉に於ける、相手の世界に与える影響の微妙な評価に対する気遣いである。― これは要するに、自分の価値観や世界観を押し付けないという配慮である。
そこで、類は友をなす諺のように、いろいろ気の合う仲間による いろいろな絆を大事に育てて行くのが、人生であるとも言える。
以 上
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