Twitterで240万人をブロックする男『おふがお』氏 インタビュー
DATE:2016.04.29 13:00 BY:wosa / おさだこうじ
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“Twitterでブロックしまくる男” おふがお氏(@OffGao)をご存じだろうか。おふがお氏は、100万人規模でTwitterのブロックをしていると言われている。結果、身に覚えがなくともなぜかブロックされているという現象は話題を呼び、最近では自分のアカウントが おふがお氏にブロックされていないかチェックする『おふがおチャレンジ』も流行。結果、“おふがお”というワードでGoogleトレンド入りを果たすに至る。
実は おふがお氏、秋葉原のガジェット通信フロアで一緒に働く仲間である。ガジェット通信フロアで働いている人たちは個性的で面白い人が多いのだが、今回なにかと話題になっているおふがお氏への独占インタビューをおこなってみた。(ガジェット通信フロアについてはこちらの記事をご覧ください 「流浪のオフィス状態を抜け出し秋葉原に新拠点「ガジェット通信フロア」できました」 http://getnews.jp/archives/1396380)
最初は普通に使っていた
―― 今日はよろしくお願いします。
おふがお:よろしくお願いします。
―― Twitterで100万人ブロックしている、と聞きました。なんでそんなことに?
おふがお:もともとは、自分が関わりたくない人を先回りしてブロックしていただけなんです。
―― 本来の使い方ですね
おふがお:それが最近では、クソリプ(ノイズのようなリプライ)ばかり飛んでくるようになったんで、そういう方々をブロックするようになったんです。
―― クソリプ……。
おふがお:こんなのです
―― おふがお氏のTwitterのタイムラインにあった“クソリプ”と呼ばれるものを見せてもらった。画面には、およそ役に立たない文字列や、暴言、ダイレクトな誹謗中傷が並んでいた。
―― これひどいですね(笑)
おふがお:例の騒動(※編注・おふがおチャレンジ)が起きてからこんな感じですね。一時期はこれが5秒に1度くらいの頻度で来てたので、さすがにリプライ欄が機能しない状態になってしまいました
―― どうやら、ブロックするから嫌がらせをする、面白がる、とい悪循環が起きている構図と言えそうだ。
―― Twitterはいつごろから使い始めましたか?
おふがお:2010年くらいから使い始めましたね。
―― 当時からバンバン、ブロックしていた?
おふがお:いや、ブロックをきちんとし始めたのは2013年、14年ころからですね。
―― 最初の頃は手動でブロックすると思うんですけど、それだけで100万人越えとか無理ですよね
おふがお:自宅で別途、Windowsのパソコンを動かすんですね。そこにTwitterクライアントを走らせて、マウスやキーボード操作を記憶、繰り返し動作をするツールなどを使いつつ、特定のワードで検索して引っかかった人を全員ブロックするようにしていました。でも、それは一か月前までですね。
処理速度を劇的に増加
―― え、今は違うんですか?
おふがお:最近は、PHPでTwitter APIを直接叩くようなプログラムを書いて、検索してブロックする、という動作をすべて自動化しました。
―― す、すごい。じゃあ、相当ブロックの効率上がりましたか?
おふがお:あがりました。1年間かけて100万人をブロックしていたのですが、今では100万人を大体1~2週間くらいで処理できるようになりました。
―― え?!ってことは、今は200万人くらいブロックしている?
おふがお:そうですね。今は大体240万人くらいブロックしています。
―― ブロックするのは検索している、とのことでしたが、どういう基準なのですか?
おふがお:自分の苦手な発言を中心に検索しています。具体的には、政治関連の発言ばかりをする頭の固い人とか、苦手なんで。
―― これまでは気に入っている人をフォローして見ている、という使い方だったわけですよね
おふがお:1か月前までは、ですね。今では、リプライ欄も機能していない、フォロワーさんも8000人以上居る、という状況でまともに使えるような状態じゃないですね。これから鍵アカ(鍵付きアカウント)にしようか、とも考えていますね。
―― もともと鍵アカにするつもりはなかったんですか
おふがお:自分は、レトロパソコン、レトロゲームなどで他の人に見せてもある程度参考になりそうな発言をしていたつもりだったので、少なくともそういった(自分の発言を)必要としている人たちのために、鍵アカにしない方針だったんです。とはいえ、嫌がらせの人が増えてしまっているので、そうもいかなくなってきているなあ、と……考えています。でも、鍵アカにしてもリプライ欄は通ってしまうので……基本的にブロックツールは動き続けますね。
―― 普通に使うだけで大変ですね
おふがお:今の状態じゃ普通に使えないですよ(笑)
―― 「間違ってブロックされちゃったから直してほしい」という場合はどうしたらいいんですか?
おふがお:僕のWebサイト(http://offgao.net/)があるので、そこにメールをしてもらえたら、連絡を取ることはできますね。
モノづくりが好き
―― レトロパソコン、ゲームの話が有りましたが、そういうのが好きなんですか?
おふがお:物を作ることや、プログラム、作曲、電子工作も好きですね。モノ作ったり直したりするのが好きなんです。
―― なんか、ファミコンの本体を大量に持っている、というウワサを聞いたことがあるのですが
おふがお:ファミコン本体、108台有った時期もあるのですが、今は30台~40台程度ですね。部品取りや検証目的です。リビジョンがたくさんあるので、動作確認をするため数が必要だったんです。
―― 最後に何か、メッセージなどありますか?
おふがお:何を言えばいいかな……。もちろん「クソリプは送って欲しくない」というのは明らかなんですが、……自分に構ってるヒマがあるなら、ほかのことに時間を費やしてください、って感じですね。自分なんかに構う時間は無駄ですから、もっと何かモノ作りとか、人のためになるような時間に費やしていただけると。自分もこの騒動のおかげで、自由時間が削られてしまってますね。
―― このインタビューもそうですね。お時間取らせてしまって!
おふがお:そうですね(笑)
―― ありがとうございました!
言葉はストレートだったが、裏表なく実直なおふがお氏だった。
最後に、筆者もおふがお氏のアカウントにブロックされていないか、見に行ってみた。
……しっかりと、ブロックされていた。おそるべし、おふがお氏。http://getnews.jp/archives/1452871
再生核研究所声明 51(2011.3.4): ツイッターにおける 意義と心得
ツイッターが 盛んになって、世論や政治にも大きな影響が出るようになってきた。 また、俳句や、和歌のような 趣味の一種、楽しみの一種になっている者も多いのではないだろうか。 自戒も込めて、ツイッターの意義、注意や問題などについて、考察し、ツイッターの世界をより楽しく、充実させるようにしたい。
ツイッターの原語は 呟き という、呟きとは、小鳥が 少し囀る ように、何か気持ちを、本音を率直に、短的に表現するものではないだろうか。 純粋、呟きは、したがって、先ずは 率直な気持ちの表現である ということになるのではないだろうか。 先ず、このもともとの意味 を尊重したい。 従って ツイッターの世界には 人々の率直な 心の、気持ちの世界 が反映されていると理解できる。将来、万葉集のように 人々の様子を写した 貴重な記録にもなる可能性が高いのではないだろうか。
しかしながら、それらとは裏腹に、直ちに公開する というところに、日記や自分の記録とは違った意味、すなわち、多くの人に伝えたいという、明確な意思があり、更に公開には、
1) インターネットを通して どこまでも広まること
2) インターネットの世界で、記録され、検索され、長く保存され、修正が、事実上できない状況になっている ということである。
このような状況は、間違ったことや、修正しなければならないようなことは 迂闊には書けない ということを意味する。 注意したい。
一応 フォローという特定の人が自然に見られる建前であっても、上記2件から、逆に自分の意志を広範囲に伝えたい、あるいは何かの宣伝に、仕事などに活用したい と考えるのは当然である。従って
A) 政治問題や社会問題についての見解、提案、批判、建議など、社会問題が大きな比重を占めるのは当然である。
B) 仕事、ビジネスなど 適当な活用は当然であるが、行き過ぎると 仲間に嫌われる可能性が高いのではないだろうか。
C) 市民生活における 話題、いろいろ面白い話題や、変わった話題で、人々が興味を持ちそうな話題は 歓迎されるのでは。
D) 教育問題、人生問題、哲学、科学の問題についても 前向きに考えられる話題として挙げておきたい。
ツイッターの 他の特徴としては
川の流れのように、呟きは、どんどん流れ、偶然に覗いていた人だけが見るだけで、殆どは注目されないで、ツイッターの世界からは 消えて行ってしまうという 儚さ、空しさである。
そのために、空しさを承知で、深入りをせず、自分の生活とペースを整えて、気持ち良く、呟くのが良いのではないだろうか。
社会や世の中にとって良いと思われるものについては、リツイートして、どんどん世に拡散して、世の中を明るくしたい、文化レベルの向上に、情報環境の美化にも 利用したい。
賛否の意見表明、同感、反対など、返信して、一方的でない交流も大事で、貴重なものになるのではないだろうか。
長期の保存と長文が可能なブログなどと併用すると 自分の意見を表明する機会を 大幅に増やすことができ、外国語が得意な人は 更に国境を越えて 意見を表明できる機会を得るので、積極的な取り組みを期待したい。 間もなく、いろいろな言語に翻訳されて、言葉の壁も乗り越えられる時代が近いのではないかと期待される。
簡単に意見を広く表明できる時代とは、新しい時代の夜明け ではないだろうか。 多くの人の意見が 自由に交流できる世界とは どのような世界になるのか、いろいろ問題点などをも含めて 注目し、今後の問題点、影響などについても検討して行きたい。 例えば、多くの呟きから、価値あるものを選択して、得る方法などが 基本的な問題ではないだろうか。 実際、沢山の人々が自由に 呟けば、どのようにして、価値ある情報を得るかは、本質的な問題になる。 雑情報に 時間をとられる危険性が高いからである。
人間とは、じんかん であり、人と人の交流が 生きている証拠 でもあるから、大きな自由性と可能性を創造された、このようなシステムの考案者及び管理運営を行っている方々に対して、敬意と謝意を表したい。
以 上
Twitter: Yours to discover
http://www.youtube.com/watch?v=0qqDy5BmYKE&feature=player_embedded
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