2016年5月18日水曜日

好奇心旺盛な人ってどんな人?人生で得する?好奇心旺盛な人の5つの特徴とは!?

好奇心旺盛な人ってどんな人?人生で得する?好奇心旺盛な人の5つの特徴とは!?

子供の頃に持っていた好奇心は大人になるにつれ失われていく事が多いです。ですが、中には子供の頃の好奇心をそのままに大人になる方もいらっしゃいます。一体、好奇心旺盛な方とそうでない方の違いはどこにあるのでしょうか。ここでは好奇心旺盛の方の特徴や、就職活動で好奇心旺盛を有利に使う方法などについて、ご紹介していきます。


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目次

好奇心旺盛って、どういう意味?
好奇心旺盛な人の5つの特徴
好奇心旺盛な人の4つの長所
好奇心旺盛な人の3つの短所
好奇心旺盛なことは就職でプラスになる?
好奇心を高める5つの習慣
好奇心旺盛って、どういう意味?
好奇心旺盛の意味


「子供は好奇心の塊」という言葉を耳にされて事はないでしょうか。好奇心とは珍しいものや未知の物事に対して、興味や関心を抱く事を言います。ですから、好奇心旺盛といえば、その好奇心が人と比べてずっと大きい事を示します。

子供が好奇心旺盛なのは、まだ世の中には自分が知らない事や見た事がないものが溢れていて、その全てが興味や関心の対象になるためです。大人になって自分の知識が増えるにつれて、未知のものは減っていきます。そのため、年を重ねれば重ねるほど好奇心が減っていってしまうのです。
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好奇心旺盛な人の5つの特徴


大人になると好奇心が強い方は少なくなるとはいえ、もちろん中には大人になっても好奇心旺盛な方がいらっしゃいます。ここでは、そんな方々の特徴についてご紹介します。
1) 謙虚である
好奇心旺盛な方は、向学心に溢れています。一般的に、多くの知識をつけている方ほど偏った考え方をしている方は少ないと言われています。それは、多くの知識を受け入れられる包容力のある方は、他人と自分の違いにも寛容になる傾向にあるためです。

また、多くの知識を得るほど自分の無知が分かってきますから、考え方は謙虚になり、むやみやたらと威張り散らすようなことは無くなっていくのです。
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2) 常に刺激を求めている
好奇心旺盛な方は、常に自分が興味を持つことのできる新しい刺激を求めています。好奇心旺盛な方が生き生きと見える理由は実はここにあるのです。

文明にしろ人の脳にしろ、進化することを止めたら後は退化するのみですよね。また、同じことの繰り返しは刺激がありませんし、どんどん飽きて何も感じなくなっていきます。
好奇心旺盛な方はその場に留まることをせず、常に進化し続けているとも言えます。
3) 常にポジティブで楽しそうに見える
好奇心旺盛な方はいつも前向きで、楽しそうに見えますよね。この理由は、常に刺激を求め、自分のさらなる未来に向かって全力で取組んでいるためです。
子供の頃に経験した、新しい発見や新しい知識を得た時の喜びを覚えているでしょうか。好奇心旺盛な方は大人になってもこの経験を得続けているのですから、毎日が楽しくあっという間に過ぎていくのです。
4) 行動が早い
好奇心旺盛な方は、次から次にやりたい事が生まれてきますから、思い立ったらすぐに行動をする癖が身についています。分からない事や興味を持った事はすぐに調べますし、気になった場所にはすぐに飛んで行ってしまうという事も少なくありません。
5) 飽きっぽい一面もある
一方、好奇心旺盛な方には飽きっぽい一面もあります。それは、今取り掛かっている事から得られる刺激が少なくなると、途端に興味の対象から外れてしまうためです。また、別の興味を持てる対象がより魅力的であったら、その行動力の高さからすぐにそちらへ手を伸ばしてしまうのです。
好奇心旺盛な方と長期間に渡って何かに取り組まなければならなくなったら、飽きられてしまわないように工夫を凝らして取り組んでいくようにしたいですね。
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好奇心旺盛な人の4つの長所


好奇心旺盛なことは長所にもなる反面、もちろん短所にもなり得ます。以下で短所と長所についてまとめていますので、自分や身の回りの人で当てはまる方がいないか確認してみてください。
1) 趣味が多く、様々なものに興味を示す
好奇心旺盛な人の長所と言えば、第一に多趣味で興味の対象が広いことが挙げられますね。一見アウトドア派に見える方でも、話してみると様々な本を読んでいたり、映画や音楽の話もできてしまう方がいます。
様々なジャンルのものに手を伸ばしているため、どんな方とでも話題に困らずコミニュケーションを取ることが出来るのも、好奇心旺盛な方の特徴の一つですよね。
2) 一度興味を持つと、凄まじい行動力を発揮する
たとえ普通の人であっても、もちろん何かに興味を持つことはあります。その対象が、例えば映画であれば、そのロケ地に行ってみたいと思うこともあるでしょう。ですが、普通の方は行動に移す前に一度躊躇います。それは予算であったり、時間的な都合であったりと理由は様々です。

ですが、好奇心旺盛な方にはその躊躇いはありません。自身の好奇心を満たすことが何よりも優先しますから、思い立ったらすぐに行動に移すことが出来るのです。好奇心旺盛な方に豊富な経験をしてい方が多い理由はここにあると言えます。
3) 人間関係を築くのが上手い
好奇心旺盛な方の興味の対象となるのは物事だけではなく、周囲の人もその対象になります。自分に興味を持ってくれて好意的に近づいてくる方を不快に思う方は少ない傾向にありますから、好奇心旺盛な方は人との信頼関係を築くのが上手なのです。

また、興味の対象となった方の話を熱心に聞こうとします。そのため、好奇心旺盛な方には聞き上手な方が多く、会話も上手で一緒にいて楽しい方が多いのです。
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4) 興味のあることに対する集中力が凄い
好奇心旺盛な方は興味を持った対象について、自分が納得いくまで掘り下げようとします。常にそのことで頭がいっぱいになり、やりたいだけやり続けてしまうことも出来ます。これは本人がやりたくてやっているのですから全く苦に感じません。

普通の人が途中で疲れたり、妥協して止めてしまったりするようなことでも、好奇心旺盛な方は確実に自分のものにするまでやり続けることも少なくはないのです。
そのため、好奇心旺盛な方は何をするにあたっても、しっかりと知識やスキルを身につけているため、一般的に能力が高めの傾向にあるようです。
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好奇心旺盛な人の3つの短所


1) 周りが見えなくなるほど夢中になってしまう
一度夢中になると、その興味の対象以外のことは疎かになってしまいがちです。それは興味の対象以外に使う時間をもったいないと考えてしまうためです。

夢中になり過ぎてご飯を食べるのを忘れたり、寝る時間が明け方になったりなどというのはよくある話で、お風呂に入らなくなったり、家から出てこなくなる場合すらあります。
家族がそのことに対して不満を感じていたとしても、夢中になっている本人はそのことにすら気がつかないこともあるのです。
2) 自分の好奇心のために、周りの迷惑を犠牲にする
好奇心旺盛な方には、自分の好奇心を満たすためには多かれ少なかれ周囲の人間も協力するものだという考えを持っている方もいらっしゃいます。
そのため、あまり親しくない人にいきなり協力を要請したりするなど、多少図々しいとも受け取れる行動をとってしまうことがあります。

自分が知らない事を教えてくれるのは当然、という持論をもとに、他人が聞かれたくない部分にまで踏み込んだり、常識外の時間に電話をかけてきたりと他人の迷惑を考えられないことがあるのです。
そのため、好奇心旺盛な方は周囲から変人と思われてしまうことも多々あります。
3) 興味のある対象に対してのお金の使い方が尋常ではない
現代社会では、何をするにもお金がかかります。好奇心旺盛な方は趣味が多い上、自分の興味を満足させることに優先的にお金を使ってしまう傾向にありますから、我慢したり貯金したりすることが疎かになりがちです。
もし好奇心旺盛な旦那さんや奥さんを持ってしまった方は、お金の使い方について揉めることが多いですから、少し注意が必要かもしれませんね。
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好奇心旺盛なことは就職でプラスになる?
自己PRで好奇心旺盛。これってどう?


就職活動のために自己分析をした結果、自分は好奇心旺盛であると分かった方もいらっしゃるのではないでしょうか。ですが、好奇心旺盛と伝えるのは有利になるのか不利になるのか判断が難しいですよね。
上手に伝えることができれば、チャレンジ意欲が高く、未体験のことにも熱心に取り組むということをアピールすることが出来ます。

もし、志望企業の事業が歴史が浅いもので、これからどんどん開拓していく必要があれば、これは非常に効果的な自己アピールになるでしょう。
ですが、「色々なことに興味があります」のようなよく見るフレーズを使用してしまっては、せっかくの特徴も埋もれて何のプラスにもならないことが多いです。
好奇心旺盛をアピールしたいのであれば、適切な伝え方をマスターしてから行いましょう。
好奇心旺盛を自己PRする場合のポイント


好奇心旺盛を自己PRする際に気をつけたいのは、アピールする点を一つに絞ることです。好奇心旺盛なことをPRしたいばかりに、部活もバイトも旅行も研究も全て全力で取り組んできました、と話してしまっては、何の面白みもない概要しか伝わりません。

面接官に自分の魅力を伝えたいのであれば、エピソードは一つに絞り、それを掘り下げて自分の好奇心旺盛さをアピールするようにしましょう。
ただ、どうしても色々なことをしてきた点を伝えたにのであれば「A、B、C、Dなど様々なことに取り組んできたが、中でもCに最も注力した。このことについて詳細に説明する」というスタンスでいけば、効果的にPRすることが可能です。

次に大切なポイントは、なぜその対象に取り組んだのかを伝えることです。何かに取り組む際に熱意や貪欲さを持ってチャレンジすることが出来る人間は、企業側でも求められている人材の可能性が非常に高いです。

それから、その取り組みを行った際の努力や工夫について説明しましょう。物事への取り組みのスタンスを伝えることで人柄も伝わりやすくなりますし、成功に向けて計画的に物事に取り組むことが出来る人間だとアピールするチャンスにもなります。

そして最後にその経験から学んだことと、好奇心旺盛であるという長所をどのように仕事の中で活かしていきたいかに触れて話をまとめましょう。特に、採用担当者があなたに将来の可能性を感じることが出来るように話が出来れば、さらに良い自己PRとなると思いますよ。
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好奇心を高める5つの習慣


好奇心旺盛な方は魅力的に見えます。では、自分が好奇心旺盛な人間になるためにはどうすれば良いのでしょうか。
好奇心旺盛な人間になるためには特別なことは必要ではなく、下記に挙げる5点のポイントを日常生活の中で気をつけるだけで好奇心を高めることが出来ます。興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
リラックスして、心に余裕を持つ
疲労やストレスは、好奇心を低下させます。これは脳の疲労などにより脳の活動が低下して周囲に対する関心が薄くなってしまうためです。また、疲れている時はネガティブな思考になりがちですから、何か新しい対象に興味を持つような状況でもなくなってしまいます。

好奇心を高めるためには十分な休息を取り、体も心もリラックスしている状態を保つことがとても大切です。精神的な余裕が出てくれば、新しいことへの興味や関心が湧いてくるはずです。
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日常を楽しむ
脳が楽しいと感じる行動をしている時は、ドーパミンという脳内物質が大量に分泌されます。ドーパミンにはやる気や集中力を高める作用がありますから、脳内での濃度が高まることでどんなことに対しても意欲的に取り組むことが出来るようになるのです。
好奇心旺盛な方は日常生活も満喫している場合が多いです。そして、そのスタイルがさらに好奇心を高めているということが言えます。
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日々の生活に変化を入れる
毎日毎日同じことの繰り返しでは心も体もだれてしまって、何かに興味や関心を持つことが難しくなります。それを防ぐためには、小さなことでも構わないので日常生活に変化を取り入れるようにしましょう。
例えば、通勤に別のルートを使ってみる、いつもと違うお店に行く、部屋の模様替えをしてみる、いつもよりちょっとだけ高級な食材を使って料理をしてみるなど、なんでも構いません。
少しだけでも普段と違う行動を行うことで脳が刺激され、活性化します。そうすると、今まで気がつかなかったことに気がつき、興味の対象が増えてくることもあります。
もし日常生活がマンネリ化しているようであれば、ちょっとした変化を加えてみることをお勧めします。
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自分の直感を信じる
大人になると、何か行動をとる前に失敗した時のことや周囲の反応を考えてしまうことがあります。もちろん安全則を取るためには必要なことですが、このような考えは自分の行動にブレーキをかけてしまうことにもつながります。行動に制限をかけることは、すなわち好奇心も抑制してしまうことになるのです。
年を重ねるとなかなかハメを外して行動出来なくなりますが、たまには自分の直感に従って、興味が湧いたことには手当たりしだい取り組んでみるのも好奇心を高めるためには必要な行動です。
自分の気持ちに正直になる
好奇心を高めるためには、ある程度自分の感情を出していくことも必要です。体裁や社会的立場を考えて感情を押し殺さなければならないことも、もちろんあります。ですが、ずっとそのような状態を続けると、心は疲労してきますし、何かに興味や関心を持つことも少なくなってしまいます。
たまには、泣きたい時に泣いて、怒りたい時に怒り、そして手放しで喜んでみてください。自分の感情を解放することで、精神的な閉塞感が解消され、好奇心を高めることにつながります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。好奇心旺盛な方の特徴や就職面接でのPRの仕方、好奇心を高める方法などについてご紹介させて頂きました。好奇心旺盛な方は周囲に迷惑をかけることもありますが、根本的には自分の人生を満喫し楽しんでいる魅力的な方々です。
最近、人生にハリがなくなってきたと感じている方は一度好奇心を高める方法を試してみてください。きっと今まで気がつかなかった新たな対象に興味を持てるようになると思いますよ。https://welq.jp/4989


再生核研究所声明85(2012.4.24)食欲から人間を考える ― 飽きること

あらゆる生物の最も基本的な本能は、外部から取り入れるという、食の本能である。生きている顕著な営みであると言える。 この基本的な本能から、人間の基本的な要素を分析、考察し、人生の基本を理解したい。 
認識できる人間は 自己の生命が求めていることを、欲求や欲望、求める、欲しいという感覚で自覚するが、求める、欲しいの 最も基本的なものは、空腹を満たし、食べたいという、欲求である。もちろん、苦痛からの解放など、生存を脅かす状況からの解放は当然である。
このことから 既に、人間が有限の存在であることを知る。食欲といえども食を無限に頂くことはできず、どんな好物でも やがて、飽きるだろう。有限のものを取り入れている存在であると言える。何を頂くか、何を頂きたいかは、我々の生命が何を要求しているかの 要求の自然な表現として現れていると考えられる。基本的には 好きなものを好きなだけ頂くのが 健康にも良いと考えられよう。 その原理は多様な食から、変化を持たせて、適度に頂くが基本ではないだろうか。すなわち、多様性の原理とそれを実現させる 飽きるという重要な感覚がある。 飽きるという感覚が無ければ、食に偏りを生じ、複雑な生命活動を維持するのに支障が生じるだろう。
この声明の趣旨は、ちょうど食欲の状況のように、外部からの情報を取り入れて 豊かな精神活動を展開しようという観点に思いを至らしむことにある:

1) 我々は有限のものしか受け入れられない、制限があること
2) 我々の生命が 心が何を求めているかを 注意深く絶えず、己が心に尋ねること;
生きたい、死にたくない、良く暮らしたい、それらを越えて、生きるということは どのようなことか、自らに問うて行きたい。
3) 何事集中しすぎると飽きてくるので、間を考え、適度に変化を持たせること
4) 生命作用は複雑な存在だから、幅広い世界、情報に接するように配慮すること
5) 年齢、健康状態、環境などに影響をうけること
6) 慣れる、習慣、学習効果などにも配慮すること。

近年、インターネットの普及で、名曲や名画、映画の名場面など繰り返し、繰り返し楽しむことができる時代を迎えている。また、知識や情報が幾らでも入り、友人、知人、友達など幾らでも増やせる自由な時代を迎えている。それゆえに逆に、自己の世界をきちんと整理、制御して、取捨選択をきちんとして行かないと、いたずらに情報に振り回されて、適切でない食生活が健康を害するように、我々の精神を害することになるだろう。大いに気を付け、配慮して行きたい。

食も、飽きるものと、飽きないで、基本的に続けられるものが在ることにも注目したい。確かに定食など永く続けていても 適当な間隔で頂けば、飽きないで永続できるものがある。水やエネルギー源などは 基本的に必要であり、精神活動でも適度な刺激、変化、発見など、同様に基本的に心がけなければならないものが有り、また、いくら続けても、求道、芸術や研究活動などの創造活動のように 続けられる分野 が有ることに注目したい。
したがって、そのような永続するものを しっかりと受け止めて、適当に揺らぎを取り入れた生き方が、人生を豊かにする秘訣であると言えるだろう。
個人にはそれぞれの才に器が有り、生命作用は内部から、湧いている。教育の原理は その生命作用を補助することにある。 日本の公教育の現状は 個人の食欲を弁えず、一方的に強制して与えすぎで、消化不良と分裂、混乱させ、不健康な人間を大量育成している状況が有るのではないかと危惧している。これは、2500年も前に 中国古代で、既に注意されている事実である(再生核研究所声明2:教育方法では、学生の過誤を未発のうちに防止することを予という。学生の学習状況に応じて、ちょうど好い時に教えることを時という。学生の(受容能力の)程度を越えぬようにして授業することを孫(順当)という。 学生が互いに注意して言行を善美にしてゆくように指導すること、これを摩(磨)という。 これらの四事は、教育の効果を大きくする善法である。)。
美しいものをみたい、聞きたい、義に生きたい、人生の意味を知りたい、真相を知りたい、世の法則を知りたい、道を究めたい などなどは、食欲と同様、我々の生命が求めているのである。 実際、我が生命は 何を求めているのか と 絶えず、自らに問うべきである。 これは 人生の基本定理 を内から表したものである(再生核研究所声明 12:人生、世界の存在していることの意味について)。

以 上

再生核研究所声明192(2014.12.27) 無限遠点から観る、人生、世界

(これは、最近、夢中になっているゼロ除算の発想から湧いた、逆思考である。要するに遠い将来から、人生や世界をみたら、考えたら、どのようになるかという視点である。)

主張が明確に湧いたので、結論、趣旨から述べたい。人は我々の目標や希望が未来にあり、そのためにその目標に向かって、努力、精進などと志向しているは 多いのではないだろうか。そのような意味で、我々の関心が、先に、先に有るように感じるのではないだろうか。これは自然な心情であろうが、別の視点も考えたい。成長や発展、変化には適切な有り様が有って、早ければ良い、急いで進めれば良いとはならないということである。現在は、未来のためにあるのではなく、現在、現状はそれ自体尊いという視点である。先、先ではなく、 いま、いまが大事であるという視点である。生物の成長には固有のリズム、
成長のペースがあるということである。我々は、生物としての枠、構成されている状況によって制限があり、適切な有り様が存在する:

再生核研究所声明85(2012.4.24)食欲から人間を考える ― 飽きること

理想的な有り様には 自然な終末もあり、大局的にみれば、大きな流れにおける調和こそ
大事ではないだろうか。次の声明

再生核研究所声明144(3013.12.12) 人類滅亡の概念 - 進化とは 滅亡への過程である

の題名も真実だろうが、そこで述べた、

そこで、 ここでの教訓は、目標や先は、そんなに良くはないのだから、何事無理をするな、自分のペースで、急がず、慌てず、 自分の心の状態を尊重する ということである。人生の一つの原理は、ゲーテの 絶えず活動して止まないもの、 アインシュタインの 人生は自転車に乗っているようなもの である、 止まったら、倒れてしまう、 岡本太郎氏の 芸術は爆発だ、どんどん爆発を続けて行くのが芸術だ。 これらは、誠 至言である。

は真実としても、活動を進める情念も結局、自己のペースが大事であって、あまり外の影響を強く受けるべきではないと言う、視点が大事ではないだろうか。

言いたいことは、個人の心持ちもそうであるが、経済活動、社会活動、科学の進歩も、全体的な流れにおける調和が大事であるということである。例えば

磁気浮上式電車の開通の是非は 妥当であろうか。
原子力発電所の開発促進は適切であろうか。
グローバリゼーションは 急ぎ過ぎではないだろうか。
成果主義は行き過ぎではないだろうか。
経済の成長、発展 優先も大いに気になる。

などと難しい問題に対する広く、深い、総合的な評価の検討も要請したい。 次の声明も参照:

再生核研究所声明117(2013.5.10): 時,状況が問題; タイミングの重要性 、死の問題、恋の問題。

以 上







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