2014年10月10日金曜日

東京五輪50年 6年後向け理念とその実現が課題

東京五輪50年 6年後向け理念とその実現が課題
10月10日 7時31分
昭和39年10月10日に開会式が行われた東京オリンピックから10日で50年になります。
当時は、高速道路が整備され新幹線も開通するなど都市基盤の整備が進み、日本の戦後復興の加速と国際社会への復帰を強く印象づけましたが、6年後の東京オリンピック・パラリンピックでは、どんな理念を打ち出し実現していくのかが課題になっています。
東京オリンピックは50年前の10月10日開幕し、当時としては史上最多の94の国と地域が参加しました。
この大会に向けては、経済成長で爆発的に増えた車に対し、道路の整備が追いつかず、慢性化していた都心の渋滞を解消するため首都高速道路の建設が行われたほか、新幹線も開通し、日本の戦後復興の加速と国際社会への復帰を印象づけました。
一方、6年後に迫った東京オリンピック・パラリンピックでは、成熟した都市としてどのような理念で大会を開催するのかが問われています。
東京都は当初、選手が移動しやすいよう競技会場を集中させるコンパクトな大会を目指すとしていましたが、建設資材の高騰などから計画の見直しを迫られています。さらに招致活動で訴えた東日本大震災からの復興にもどう結びつけていくか、日本だけでなく世界からも理解が得られるような大会にできるかどうかが問われています。

再生核研究所声明 133 (2013.9.11): 2020年 東京オリンピックとパラリンピックの開催について - オリンピックを成功させ、平和憲法の精神の下で、日本は進化を
オリンピックの開催地が 東京都と決定した。明暗、賛否の意見が広く有るのは世の常であり、健全で多様な意見が交わされたことを高く評価し、また開催地選定に努力された人々に 祝意を表したい。
大局的には 放射能の影響の心配の下、イスタンブール開催が広く期待されていたにも関わらず、シリア問題の勃発で実現できなかったのは、痛切残念であると言わなければならない。また マドリードも立派な伝統ある都市 なぜ東京が優先したかは理解に苦しむところである。東京開催では 何よりも原発事故の対策、放射能の影響が心配されるが、それらの実態については 再生核研究所は 知る能力を有していない。― 素人として 何時も真剣に取り組んで欲しいと、東電と政府を励ましてきた立場である。単なる批判に対しては、逆に批判してきている(再生核研究所声明 62:福島原子力発電所事故とその対応、対策、取り組みについて;再生核研究所声明 67: 脱原発デモ ― 非現実的な貧しい二律背反の発想と飛躍した議論; 再生核研究所声明78:無責任な 原発反対と増税反対 ― 実状が分からないで意見を表明していないか?;再生核研究所声明79:福島原発事故 とは 何か)。
ともあれ、世界の平和の祭典、行事、日本国は 一致団結して成功させ、日本国の尊厳と名誉を高めたいものである。1964年の東京オリンピックが 明るい 好印象を世界的に与えたと同じような 輝かしいものにしたい。
ここでは、東京開催の明るい面を期待して、希望を 簡潔に述べて置きたい。
まず、第一には、国家は、安倍首相の言明を実現すべく、原発事故の鎮圧と放射能対策をしっかりと行うこと。心配されて、オリンピック開催に反対された人々の意見はもっともなもののようにみえるが、これは逆に見ると、世界中が注目する中、それらの対策に真剣にならざるを得ない状況をもたらし、逆に効果が期待できると評価できる。日本国民は勤勉で、有能だから、夢の祭典に 明るい希望を擁いて、邁進できると考える。
次の観点が極めて大事である。日本には、いわゆる右傾化、憲法改正や軍事重視などのおかしな世相が巻き起こっている。安倍首相は今回、オリンピック開催地問題に関して、極めて良く努力され、大きな指導力を発揮され、政権担当に相当自信を深められたのではないだろうか。そこで、オリンピックと言えば、世界平和の祭典、世界中が注目する中で、上記世相は 世界史の進化に著しく反するものであるから、上記世相を正して、平和憲法の精神に回帰し、原発事故・放射能対策、オリンピック開催、民生・経済の立て直しなどに全力を注がれ、日本史上で 高く評価される首相に成って頂きたく 大きな期待を表明したい。
国際平和の精神に反する行為などは、オリンピック開催を控えている国として、特に慎み 世界の平和を志向する国家として、範を示して頂きたい と考える。
良いことに集中していれば、悪いことをする余裕が無くなるとは トルストイの言葉ではないだろうか。誰の言葉であっても 至言であると考える。
以 上

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