【セルジオ越後の天国と地獄】世界で勝つにはメディアも本来の役割を果たせ
SOCCER DIGEST Web 7月4日(金)19時0分配信
惨敗は予想外ではない。売り上げ主義の報道が実力を過信させただけだ。
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【写真で振り返る】日本代表の大会総括会見
※週刊サッカーダイジェスト7.15号(7月3日発売号)より
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勝てばグループリーグ突破の可能性があったコロンビア戦は、1-4の完敗だったね。すでに決勝トーナメント進出が決まっていたコロンビアは、スタメンを大幅に入れ替えて2軍を出してきた。それでも日本はPKで先制点を奪われ、前半終了間際に1点を返すのがやっとだった。
しかも、後半にエースのJ・ロドリゲスが出てくると、完全に劣勢に立たされて次々とゴールを許し、勝負が決まった試合終盤にはGKを交代させられる屈辱も味わっている。この試合の世界各国の報道は、「コロンビアGKのモンドラゴンが、ワールドカップ最年長出場記録を更新」だ。日本は完全に脇役。掛ける言葉も見当たらないよ。
今大会の日本のパフォーマンスを振り返ると、主力の衰えが顕著だったね。4年前からスタメンを張ってきた不動のメンバーが疲れてしまったんだろう。遠藤は1試合も先発していないし、本田もかつてのようなパフォーマンスを見せられなかった。香川もマンチェスター・Uでの不振を引きずるようなプレーに終始していたね。軸に据えてきた選手があの体たらくでは、勝てないのも当然だ。
もっとも、代わりの選手や戦術を用意できなかったザッケローニ監督の手腕は批判されるべきだよ。クラブで出場機会が減っている欧州組を重用し、コンディションが整わないなかでも使い続けてきた。それで新陳代謝が遅れ、チームをブラッシュアップできなかったんだ。メンバーを固定してきたツケを、本番で払わされたわけだからね。
メンバー選考や試合中の采配も含めてザッケローニ監督のマネジメントには疑問が多かった。「感動をありがとう」と情緒的なことを言う前に、彼にチームを任せて良かったのかを冷静に検証すべきだ。
今回のワールドカップの惨敗をどう受け止めるか。それが今後の日本サッカーの運命を決めるよ。日本代表はなにができて、なにができなかったのか。ワールドカップの3試合だけでなく、これまでの4年間を振り返らなければいけない。
日本は1分け2敗で決勝トーナメントに進めず大会を去ったけど、この結果は驚きではないんだ。僕は今までずっと言い続けてきたよね。日本の実力は、グループリーグを突破できれば御の字で、とても「優勝」を口にできるレベルではないと。アジアレベルや興行優先の親善試合で格下相手に勝っていただけなのに、売り上げ主義のメディアが正当な評価もせずに、無駄に盛り上げていた。それにミスリードされたファンが、勝てるものだと勘違いしたんだ。ワールドカップはごまかしが効かない舞台だからね。メディアが隠してきた本当の実力が、露わになってしまったんだよ。http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140704-00010008-sdigestw-socc&p=1
再生核研究所声明169(2014.6.25) サッカー観戦の印象 と 日本チーム強化の戦略
(サッカーファンからの要望によって、日本チームを強くする戦略を考察した。)
ワールドカップ日本の観戦をして、自国チームが負けるのは、生物の本能に由来するように、嫌なものである。 誰でもそうではないだろうか。― 生命には、本質的に切なさが存在する。― 数学などの研究を永くしてくると あまりにも厳しい世界で とても志す気には成れない。数学などの研究は 何十年のスパンで 長期戦略で進める求道や 真理の追究、人生の志に由来する。
サッカーは 子供の頃校庭でよくやったものであるが、勝負と言えるようなことをやったことは無く、全くの素人である。
しかし、今回の日本戦を見て、良い戦略、強化方法が思い付いたので、上記要望も寄せられた経緯も有るので、触れて、提案したい。言うは易く、行うは難しい??
特に、ギリシャ戦などでは、全体的な力では相当優位にあるように見えたが、結局、引き分けに終わった苦しい戦いであった。どうしてだろう。 それは、ゴールを決められない決定的な弱点にある。 ゴールを決めることは、サッカーで 優位に立つ 重要な、肝心な点 ではないだろうか。初戦についても言える。コロンビア戦についても言える。ゴールの機会は、結構あったと言える。
そこで、次のような訓練は 如何であろうか。
ゴールを狙える立場の人は、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決める訓練を徹底的にやる。
この訓練は ゴールキーパーにはよらず、 何時でも安定的に練習ができ、何時でも、最も有効にゴール決める方法である。 本能かも知れないが、ゴールを狙うとき、わざわざキーパーにぶつけているような例が多く見られる。これは、極めて残念な場合である。ゴールを狙う機会はそう多くはないので、痛切残念、そのような場合には、国中でため息が聞かれる状況と言える。
条件反射的に、ゴールの枠にぶつけて、反射で ゴールを決めるような訓練を 徹底的にして欲しい。
総合的な力を付けるのは、専門家の課題であるが、この要点をしっかり訓練すれば、戦力は飛躍的に向上するのではないだろうか。実際、ゴールを決めている場合、ゴールの枠にぶつかって、ゴールを決めている場合が多く見られる。既にそのような訓練を意図的に行っているのではないだろうか。
サッカーの印象は、アジアや日本は まだまだ伝統が浅く、世界レベルから見ると、まだ力不足は否めない。 伝統は甘くはない。世界的になる、世界を狙う精神がどのようなものか、その精神がまだ、しっかり身についていないと言うことではないだろうか。 これは単にサッカーばかりではなく、近代科学や民主主義、人権、評価システム、大学の在りよう、マスコミの在りよう、政治家の在りようなどなど、欧米から 入ってきた多くが表面的な物まねで、それらの深いところの理解が 浅く、しっかりしていない状況と同様ではないだろうか。輸入したものを身に付けるのは、教えられ、学んだものを身に付けるのは、 一朝一夕にはゆかないのが、道理ではないだろうか。長期的な視点に立って、頑張って欲しい。
以 上
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