カタルーニャ州独立住民投票 80%余賛成
11月10日 11時28分
スペインのカタルーニャ州で行われた独立すべきか住民に意見を問う非公式の投票で、州政府は、80%余りが独立に賛成票を投じたという暫定結果を発表し、法的拘束力のある正式な住民投票の実施を迫る構えですが、独立を認めないスペイン政府は反発を強めています。スペイン北東部のカタルーニャ州で9日、スペインから独立すべきかどうか住民に意見を問う非公式の投票が行われました。
州政府が9日発表した暫定結果によりますと、投票の要件を満たす600万人余りのうち、およそ220万人が投票に参加したということです。
そして、開票率88.4%の時点で、80%余りの165万人が独立に賛成票を投じたということです。
州政府のトップ、マス州首相は9日夜記者会見し、「困難な条件にもかかわらず200万人を超す住民が参加した。政治的な将来をみずから決めるという強い意志を示したものだ」と述べ、今後、スペイン政府に対して法的拘束力のある正式な住民投票の実施を迫る考えを示しました。
この投票を巡って、スペイン政府は憲法違反だとして提訴し、憲法裁判所は違憲かどうかを判断するまで投票の差し止めを命じましたが、州政府は住民たちが自発的に行う形にして投票を強行しました。
投票の暫定結果を受けて、スペイン政府の公式な反応は出ていませんが、ラホイ首相は住民投票を一切認めない立場で、今回の投票や州政府の言動に反発を強めています。
再生核研究所声明 11 (2007/09/14): 国の構成について
まず 国家の意味について、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用しておこう http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6:
法学・政治学においては、以下の「国家の三要素」を持つものを「国家」とする。これは、ドイツの法学者・国家学者であるゲオルク・イェリネックの学説に基づくものであるが、今日では、一般に国際法上の「国家」の承認要件として認められている。国家の三要素:
領域(Staatsgebiet:領土、領海、領空)- 一定に区画されている。
人民(Staatsvolk:国民、住民)- 恒久的に属し、一時の好悪で脱したり復したりはしない。
権力(Staatsgewalt)ないし主権 - 正統な物理的実力のことである。この実力は、対外的・対内的に排他的に行使できなければ、つまり、主権的で(souverän)なければならない。
このモデルにおいては、国家とは、権力が領域と人民を内外の干渉を許さず統治する存在であると捉えられているのである。領域に対する権力を領土高権(Gebietshoheit)、人民に対する権力を対人高権(Personalhoheit)という。国際法上、これらの三要素を有するものは国家として認められるが、満たさないものは国家として認められない。この場合、認めるか認めないかを実際に判断するのは他の国家なので、他国からの承認を第四の要素に挙げる場合もある。
声明10において、絶対的な世界の平和が実現したとき、いわば世界が全体として1つの国のような存在になるから、そのときには国の構成はそれほど重要な意味を為さない時代を迎えることになる。そのときの国とは、その構成員たる人民の自由な意志によって、国が構成され、如何なる国といえども、その力によって強制されるべきではなく、また強制すべきではない。これを保証することは地球防衛軍の基本的な任務であり、目的である。すなわち国家とは、全ての人民のために存在するのであって、如何なる人民も犠牲にしたり、強制したりしてはならないのであって、人民は国家に対して不満を有するときには自由に望む国家を構成できるものと考えよう。歴史上武力によって成し遂げられた所謂独立戦争は、平和な民主的な自由な意志によって、今後は自由に独立を認めていくべきである。国際機関が このように自由な国家を構成する権利を 全ての人間に基本的な人権として生存権ともに保障することを求めます。みなさん、これは決して難しいことではなくて、世界全体が日本国のようになり、国々が日本国の都道府県のようになればよいのです。このような世界を実現させ、暴力のない世界をつくり、世界の愚かな軍事費を 美しい世界の営みにまわそうではありませんか。
以 上
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